育てるためのものともいえる。

教育をきちんとする必要があります。

これは、もはやあの事件のことそのものではなくて、広く一般論を述べています。
自分の心の内なるいらだちを、はしたない形で表現はすまいにやら、自己の内心を抑えるのを当たり前とする以上に、抑えて隠しているものを自分すらも気づかなくしてしまう。なにをひた隠しにしているのかが、自分にも気づかない、という次第にもなりがちなわけです。
そういう心がけはいつのま思いがことばにあふれでるときどうも平生の気持ちや動きが重くてぎくしゃくしている。親にしてみると娘の心の思いが素朴に素直にこちらに伝わってこないのがもどかしい。この頃なにかにつけてそんな感じ。母親もどうぞ個性や得意がつまっていることが多いのです。

母が父方である場合

なにかあるんだわと、母親は気になる。なんなのだろう?と考えてみてもわからない。それで本人に尋ねてみるわけです。

この頃、なんだか佐代子、悩んでることがあるんじゃないの?
るの?あるなら聞かせてね母さん、気になるわ。
なにかあしかし、こういうときに親がこういう質問をしても、はなり難いものなのですね親子の関係をうまく開いていくきっかけに
子どもはなんでもないように、「フン。母さん、なんのこと?私、別に気になってることなんか、なにもないよ」と口では全面否定なのに、気持ちの重さはまるで変わらない。でもそういうふうに否定されてしまう以上はどうしようもなくて、親は、
そう?それじゃいいんだけど……で、その場の親と子の間に、むしろ問う以前よりも気持ちのふさがった気遣いやこだわりの壁ができてしまう、ということになりがちなわけですね最初、子に質問して答えたくない子の胸をぐっとつまらせてしまい、表現で終わる、というのがどうにもまずいのてす。


子どもに大声を掛けて
子どもに大声を掛けて

子どもまして

子どもの中に入っていかねば……だけど
と親の不満子ども……特に思春期の頃の子どもにしてみれば、こういうことがありがちなのです。つまり今までの自分ではとても考えられないようなことを、今自分は思っている。もしそれを知ったら、私の母であるあなたはびっくり仰天して、あなたがつくっていた私のイメージがおそらくすっかり壊れてしまうに違いない。それは私にとって、死ぬほど怖いことなの。だって今のイメージが壊れてしまえば、私という娘をしっかり支える親の思いがたちまち消えてなくなるに決まっている。だから私の今の悩みを、どうにもあなたに知られたくはない。もしもこれを親のあなたに知られたら私は明日から生きてはいけない!そんな怖いこと。絶対に言わないと。
こういうときのですね。
詰問だけどは駄目なのです!母さんあれなあでもそれをごく普通にしてしまいがち親は、子が成長してしまうまでの道程で、何度か自分の思い込みのイメージを、思いもかけずに根底からガラガラと崩されてしまうことがあるかもしれないのだと、あらかじめそういう覚悟はしておかなければならない。
そして、なにが起きてもうろたえまいとハラを決めて、うっとうしく重く気持ちのふさがっているわが子にとりあえずこう言ってやるのですね「佐代子、おまえはなにか大変な悩みを持っているように見える。もし親の私が知ったら、私がびっくりしてひっくり返るようなことだという気がする。あ、そこの洗濯物、こっちへ寄こして、うん、それ。はい、ありがとう」

子どものあとを追いかけ回

暮らしの雑事……今とりあえず片付けている些事についてのやりとりの会話に何気なくつながるだけの平静さで、そんなことをさらりと言うだけ言っておく。
語尾にだけどをつけて詠嘆しないこと。
「中、これがとてもとても大事なように思いますお水がおいしい!
水道の蛇口からコップにあふれる水を飲んで思わずざっくばらんに声をあげる母親に、私も」と娘もつい声を出す。
と、
母さん、お水?
はいはい

と、なみなみとコップに水をついで渡してやるといった何気ない誘われ方をすると、娘が無意識のうちに、先の親のことばへの、いいのよ母さん。
ありがとう

というひとことが出てしまう。
それに対して母親が、うん
と簡単きわまりない返事を返す
言えるときに言うから!


子供が先に手を出して相手
子供が先に手を出して相手

高校まで進学して嫌い

と娘はもうひとこと。

言えるときに言えばいい!
と親が確認を返す。そのリズムにほだされて、だって、結局あの子の問題なのよ
娘はつい、と、気の重い事柄自体について口が動く
なにかあるのじゃないの?
と質問されると返答ができなくて、
なにもないよ!
子の口から反射的に、といった否定語が出てしまうものです。
そう、それじゃいいんだけど……
あいまいと、だけどの曖昧語がついて、母親自身が決着できない不信や不安へ入り込むのを見ると子は、実は……などと、重い気持ちをそこへ切り出してきたりはできないのです。子どもをどう


母親もどうぞ いじめっ子と人に敵視されたり。 母さんにもよくわからないけど